カウンターのみの広い店内。日曜朝9時に3人待ち。コロナで席をひとつ飛ばしにして半分の数にしている。店員が少ないのか待ち時間はかなり長い。
ネギ中、別の日にネギもやし中を食べた。
スープは白く少量の背脂が浮く。とろみ多め。エキス分は特に少なく醤油も立たずシンプルな塩辛さが前に出る。麺は細めで縮れあり、一部がダマになっていた。ネギは細くねっとりして薄味で辛味も控えめ。サイコロ状の煮豚が混ざる。癖のないメンマ、小口切りの青ネギ、よく戻ったワカメ。海苔一枚。薄く柔らかく穏やかな煮豚も一枚入る。
初回に食べたネギ中はネギが少ないと感じて、二度目はネギもやしにしてみたが、周りをみると、ネギ増しで頼んでいる客が多いようだ。もやしは温かい。良く茹でられ、しゃっきりよりもふっくらした食感と優しい味を引き出していた。
一度目は正統的なラーメンショップのラーメンと感じたが二度目はぼんやりした残念なスープと感じた。人気店なのは間違いないが、振れが大きい店なのかも知れない。
ということで三度目。日曜14時に炎天下で15分ほど外待ち。店員5人で店内の客10人に対応している。ネギ中ネギ増し。950円。今回は親父さんが厨房を仕切っていた。
キリリとした固茹でが細縮れ麺に合って中華麺らしさは全開。ただ、やはりダマはある。この日のスープはエキス分が強めでくっきり。ネギは細くクルクルと丸まって口当たりは柔らか。そして味は辛めと対比が鮮やか。ネギ増しにしてもスープの味が変わるほどネギのタレは多くはないようだ。
