レーシングスクリーンの冬

冬にセブンに乗っていると「寒いでしょう」とよく話し掛けられる。中にはバイク乗りの人もいるので、貴方に言われたくないよと思う。

実際は、ノーマルスクリーンにドアを付けてヒーターを入れると意外なほど温かく、東京なら真冬でも問題ないと思う。ただそれも70km/hまで。高速では巻き込みが急に酷くなり、顔や足元まで寒風が入り込んで、ヒーターの温風が全て消し飛んでしまう。

レーシングスクリーンに換装したとき、意外にも巻き込みが少なくなっていることに驚いた。そして速度を上げたときの変化も穏やかだ。

ハーフドアとコタツ掛けの組合せを試してみた。コタツ掛けは高速でも足元が温かい。一方で暖気が上がってこないので手が寒い。ノーマルスクリーンの時は不要だったフルフィンガーのグローブで対抗したい。

ハーフドアは、劇的な変化は感じないものの胸元辺りへの巻き込みが減って温かい。解放感を減じられるのと引き換えに、室内に居るような落ち着きが生まれる。

雪や氷の張るような状況では乗らないつもりなので、このままレーシングスクリーンで冬を乗り切りたい。