擦る話

ラバースポイラー

前端部

顎の下の削れ

自宅前の道から大きな道へ出るときに必ず「ゾリゾリ」という音が聞こえる。暖まっていないリアタイヤが出す音かとぼんやり思っていたのだが、車を降りて確認するとフロントバンパー奥のラバースポイラーを擦る音だった。

前輪軸から車の前端までは約85cm、地上高115mm。前端から17cm奥にラバースポイラーがあり、地上高は83mm。樹脂製のエアロパーツ扱いなので50mm以上は車検適合という。

ちなみにセブン160は前部はナンバープレート下端が最低で127mm。エンジンのオイルパンが100mmと言われている。オイルパンの位置は前輪軸から30~40cm後ろになる。これで擦ることはなかった。

件の道は段差自体は5cm程しかないが二つの道が浅くV字の角度になっているのが良くないのだろう。出るのではなく入る時に擦ることはないので、後進して出れば擦らないはず。ただリアが見えないのでそれはかなり憚られる。

干渉部が削れてその内に擦らなくなる気もするが現状で結構な干渉具合なのが気になる。

ラバースポイラーは消耗品と割り切るオーナーもいるそうなので、何個か予備を用意することも考えたい。

もうひとつ本体バンパーも顎の下に擦り傷を発見してしまった。塗装が取れて剥き出しの樹脂が削れている。これは前オーナーの付けた傷と思われるが要注意だろう。