自然が嫌い

何かの雑誌でソットサスの「私は自然が嫌いだ」という言葉を見たことがある。どのような文脈での発言かは忘れてしまったが、この部分だけを時々思い出して考えている。
カリスマならではの発言で、どう捉えていいのかは人それぞれでいいように思う。自然に対する人工物、あるいは人間と自然を対峙させてもいるのかも知れない。
偶然の積み重ねによって必然の体を成す自然と、気まぐれな人間が浅知恵で生み出した半端物ゆえのいとおしさみたいに考えるのも面白い。