ヴィンテージ1945レディースミッドPG


妻用の時計を購入。
自分では1945クロノ(1999クロノ)をほとんど買う寸前までいったことがあるが、結局今まで買わずにいる。
ジラール・ペルゴは数が少ないのである時に見ておいた方がよいと提案し、連れて行ってみた。ケース越しに眺めている時はサイズや形でもうひとつ合うようには思えないと意見が珍しく一致したが、折角の機会なので試着をしてみると驚いたことに実にしっくりときた。

時計は実際に身に着けると意外に合ったり合わなかったりということが多い。また、その時に合わないと思っても後で妙に気になってしまい、思い切って手に入れて使っている内に徐々に馴染んでくるという場合もある。(もちろん結局馴染めず手放す場合も)
今回は自分でないということも重なり、想像を超えた落差があって興味深く感じた。

シースルーバックのムーブメントは小型ということもあって繊細で見ごたえがある。文字盤はギョーシェではないためシンプルだが、針やインデックスの仕上げも手堅い。
自分のものでなくても物欲がある程度満たされた気がして、これも面白かった。