もう二年ほど前からSACDプレーヤーのソニーSCD-1の表示部が点いたり消えたりといった状態だったのをついに修理に出した。
症状の出始めは点いている時間の方が長く、消えていると思っても次の日には直っていることが多かった。電源は入れっぱなしだったので何がそのキーになるなのかはわからない。
表示がなくてもリモコンは使えるので、選曲など実用上大きな問題はなかった。この状態で修理に出しても「症状が出ません」と送り返され、手間だけ掛かって結局直らないということになりそうで躊躇していた。完全に表示されない状態になるか、別の致命的な故障が起きた時に修理に出そうと考え、2年も経ってしまった。症状は緩やかに進行し、最近は表示状態になることはめったになくなったため、ついに決断した。
故障の原因はありがちなハンダ浮きによるもの。ソフトの更新と劣化したギア交換もついでに行った。ソフトはマルチチャンネルSACDの2ch再生に問題があった時に一度更新したが、その後もアップデートがあったようだ。
