川音の録音

正月に郷里に帰った折、小さいころから釣りをしている川の音をPCM-D1で録音してみた。
数十センチの段差で階段状に水が流れ落ちるような場所で、言葉にするとゴーゴーとザーザーが合わさったような音である。
水の掛からない程度に川に近付き、付属の三脚を使って水平に設置した。
ヘッドフォンで聴いてみるとザーザーの中にチョロチョロという小さい音がやけにクローズアップされて録音されている。東京に戻ってメインのオーディオセットで再生してみると、腰高でエネルギー感に乏しく録音されていることがわかった。飲み込まれそうな凄みが録れていない。イメージにあった音を録るのはやはりなかなか難しいようだ。