瑞山

朝霞のラーメン店。中華そばを食べた。淡麗鶏だしスープとのこと。これ以外に、濃厚鶏豚魚介スープというものもあり、こちらはつけそば用のようだ。
土曜の15時前でも小さい子連れの家族が二組居て大騒ぎの店内。ラーメン好きと思われる男性の一人客も複数いる。プラ箸の他に割り箸もあるのが好印象。
透明な油で覆われた美しい醤油色のスープ。何由来かわからないが独特な甘みがあり、子どもにも受けそう。麺は細く、ほぼストレート。つるつるし過ぎず、しっとりして絶妙。煮豚はピンク色のモモ肉。そして鶏ささみも載る。
カイワレ、焦がしにんにくチップ、刻み玉ねぎ。玉ねぎは辛味を抜いてしゃっきり感のみで味の邪魔はしない。しっかり手の入ったメンマは特に細く短い。追加メンマ100円は別皿で提供された。20cmはある穂先メンマと極太の二種。柔らかく入念に仕上げてあり、以前池袋のZETTONで感じたような不思議なスパイスが微かに薫る。
全体に力の入ったラーメンで、見た目が良く、味も悪くない。都心の名ばかりの行列店が裸足で逃げ出す完成度だろう。