BD Frog グリスアップ




折り畳み自転車BD Frogを整備に出した。輪行で、近郊の川沿いサイクリングロードをほぼ全て走破した後は、電車で移動後の足として年に数回輪行するという使い方をしている。タイヤの汚れがクリーナーを使っても取れないので交換したかったのと、内装変速機スピードドライブの年に一度の補充用オイルが切れたこともあり、販売店に点検整備に持ち込んだ。
店員の話で、最近、Frogのグリスアップ(可動部のオーバーホール)が立て続けに入ったとのことで、春のシーズン前に同じように整備を考える人の存在を知った。折角なので自分もグリスアップをしてもらうことにした。
料金は、タイヤ、チューブ、ブレーキパッドなどの交換、スピードドライブ用オイルを含めて約4万円。
乗った感じは、かっちりして滑らか。タイヤがKidsPlusになって乗り味が大きく変わったことと、操作という意味で、経年変化したブレーキパッドが新品になったこと、ワイヤーを必要十分に切り詰めたことも、かっちり感に繋がっているようだ。一方の滑らかさがどこから来ているのか分からないが、ハブのグリスアップと共に、ホイールのブレ取りも効いているのかも知れない。
本来Frogには、精密感というものは感じられなかったが、それでも俄に高品質化されたような変化に思わず頬が緩んでしまった。
自動車用の整備用品を置くため、Frogを手放して倉庫に空きスペースを作ろうと考えていたが、手放すのは他の自転車にして、逆にFrogをもっと普段使いすることにしようと思う。