ステアリングの軽さ

4Cはパワーステアリングではないので停止時の据え切りは重いが、それと別に走行時のステアリングが軽い。

ギアの遊びも少ないのか初動感度が高くすぐ車が反応する。実際、高速道で轍にうっかりハンドルを取られて路側帯を踏んだことがある。軽過ぎて気が抜けない。

もう一台の愛車、セブン160Sと比べてみる。

4C:

  • ロックtoロック2.7回転
  • ハンドル径約35cm(円の中心軸からズレあり)
  • フロントタイヤ幅205mm
  • 車重1,050kg
  • キャスター角基準値1.5°実測で2°強(4C Forum)

セブン160S:

  • ロックtoロック1.93回転
  • ハンドル径28cm
  • フロントタイヤ幅155mm
  • 車重490kg
  • キャスター角4°±1°(ディーラーに問合せ)

セブンは舵角が特に小さいので、ロックtoロックの数値は単純比較できないはず。

また回頭性という意味でホイールベーストレッドの比も関係する。

4C:

セブン160S:

この比は小さい方が回頭性が高く、差は26%。

ステアリングの軽さは、キャスター角とホイールベース/トレッド比が特に効いているように思えるがどうだろう。