- アーティスト: Helene Grimaud,Arvo Part,John Corigliano,Beethoven,Esa-Pekka Salonen
- 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
- 発売日: 2004/04/27
- メディア: CD
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ステレオサウンド誌で紹介され、オーディオ仲間が話題にしたので興味が出た。自分はSACD層しか聴いていなかったのだが、CD層はエッジが立ってピアノが生き生きと鳴る。
CDは聴いていると、精彩、音塊、個々の楽器の実在感、重量感とかいう言葉が頭に浮かぶ。
一方のSACDでは、空間、奥行き、エコー。ホールに満たされ、ある時間だけ現出し消えてゆく音楽。柔らかくてふわっとした音色..のような感じ。
そういえばあらためて考えるとSACDでオーケストラはほとんど聴いていない。
どうもオーケストラもののSACDは空間感を出す方向が多いようで、現在のうちの調整とは合わないようだ。
うちで良く鳴る(良く鳴らしたいと考えている)のはゲルギエフの春祭とかなので、どうしてもズレがあるようだ。