QRD四日目

イタリア

イタリア

ジェントル・ドリームス?20世紀フルート名曲集

ジェントル・ドリームス?20世紀フルート名曲集

フルートがしっとりした暖色系の音色で鳴る。それが元々のものなのかわからないが魅力的ではある。背景に対して楽器の音がすっくりと立って聴き取りやすくなっている。
QRDがやや部屋に馴染んでなのか、コーンという軽く硬い反射音が聴こえるようだ。付帯音でないとしたら、録音現場の反響音が認識できているのかも知れない。正面奥のもやもやが消え、音離れが良くなったからだろうか。とはいえ、聴き込めば聴き込むほど何か騙されているのではないかと気にもなってくる。聴きながら音場の不自然さ、あら捜しをしてしまっている。
ポップスを小音量ながら鳴らすと低域がブヨンブヨンしている。
オーケストラの低音は違和感なく聴こえたので不思議な気もする。弦の膨らみが少し柔らかいかと感じたのは確かだ。
QRD BASEの処理でどこまで行けるのだろうか。