日暮里繊維問屋街

ゴールデンウイーク中の5月3日に日暮里の繊維問屋街を歩いてみた。オーディオルームの吸音材をカバーするジャージークロスを探すのが目的だ。
休日にも関わらず半分以上の店は意外にも開いている。生地を見ているのは年配の女性や若い男性がひとりか、女子高生の数人のグループが多い。
何件か覗いてみてもジャージークロスという言葉は見当たらなかった。店員に尋ねても聞いたことはないという。後で検索すると正に音を透過させたい部分の布としてオーディオ用途で使われている言葉のようで、服飾系のページも混じるものの一般性のある言い方ではないような印象だ。
麻70%綿30%の混紡のものが風合い的には良さそうと感じた。ただあまり伸びないのが気になる。端部の処理が容易なら伸縮性はさほど必要ないようにも思えるのだがどうだろう。見るとサンプルとしてだろうか、生地を少量切ってもらっている人がいた。自分も端切をもらって設計士に相談してみることにした。
前後してしまったが、帰りに秋葉原に寄り、木村無線とコイズミ無線で幾つかのジャージークロスを確認、最も小さいサイズのサランネット用を購入した。次回の日暮里行に持参してみようと思う。