ラジオ

ICF-C1200
少し前にSONYのラジオICF-C1200が某良品サイトで紹介されているのを見て気になっていた。先日たまたま秋葉原を歩いていて、生産終了に際して展示品が処分価格で販売されているのを見掛け、少し悩んだものの購入することにした。7,500円。
ラジオは引っ越しの時に捨てて以来持っていなかったが、風邪で寝込んでいる時などまれに欲しいと思う時があった。また有事の場合を考えてもひとつは持っていた方がいいと思う。
デザインは円形のボタンに合わせてスピーカー部のグリッドを形作っているのが何とも個性的。表示部周囲のオレンジ色も独自の調子を醸し出している。高精度感や温度の低さが自分にとってのソニーデザインだが、このラジオのデザインは温かくどこかユーモラスで肩肘張らない感じがあり、ソニーらしいというにはやや違和感がある。日本の製品デザインがもっと柔軟で若々しかった頃、30年ほど前にはこういった類いのデザインは多かったような気がする。
操作性は特に局のメモリーに手間取るのだが、普段使う操作は使いやすいように思う。しばらく鞄に入れて持ち歩いてみたいと思う。