雑司が谷の奥の奥にあり近所の人たちのためだけにやっていると思われるラーメン店。ただし店の外観はうまいラーメン店のオーラをやばい位に放っていて凄い。昭和の色濃い店内は蛍光灯の白い光の中でも妙に落ち着く。ラーメンを食べた。
かなり濃い色のスープ。味は癖のない昔ながらの中華そばのスープ。麺は特徴がある。やや太く表面がつるつるで黄味の強いもの。メンマは丁寧な仕上げの優しい味。チャーハンにも刻んで入れられている。煮豚も歯応えを残しつつ適度に柔らかい好ましいもの。
こういう手堅い味のラーメンを出す店が近所にあるのはラーメン好きにとって何とも誇らしい。
