AppleTV

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大画面でマンガを読んでみたいと思い、AppleTVを購入した。iPadの画面をミラーリングして、プロジェクターで100インチに表示する。
普段、iPadでマンガを読む時は、少しでも絵を大きくしたいので、縦にして1ページずつ表示させている。ただ、漫画によっては見開き2ページを使っていることもあり、流れが中断するのが不快だ。大きい画面で見開きで読みたい。さらには、映画を観るような没入感、マンガの世界に入り込んだような感覚が味わえるのではないかと期待した。
iPadの画面が4:3なのでミラーリングすると16:9のプロジェクターでは幅が狭くなってしまうのは仕方ないが、高さ方向も何故か一割方小さく表示されるのが気に入らない。そして致命的なのは画質が良くない。iPadの高い解像度が縦1080に圧縮される際に劣化するのか、変に文字が潰れてしまう。結果として大画面のメリットは全く感じられず、企ては失敗だった。
試しに、AppleTV 単体でYouTubeや映画を表示すると、ビットレートは低いはずなのに、画質が悪いとは特に感じられなかった。現在はHDMIケーブルをレコーダーから繋ぎ換えているので、Blu-rayやデジタル放送との画質の比較はきっちりとは行えていない。ただ例えば、YouTube上の音楽PV、Monkey Majik / Ifなどを観ると、1080pの映像の美しさ、内容の良さもあって、まさに映画のような豊かな体験を得ることができ、YouTubeのイメージが一新されるような衝撃があった。