キャニスター型掃除機

SV-CG30
掃除機、日立SV-CG30を購入した。同社最廉価のキャニスター型で紙パック式。6,080円。
車庫の床清掃に使う。車庫の奥に玄関があり、車庫にシャッターはなく一面は開けっ放し。塵や砂が常時吹き込んでくる。
床は、コンクリートに粗い砂利が混じり、表面には砂利の凹凸が露出する。洗い出しコンクリート仕上げと呼ぶそうだ。また、排水のためか、何本か縦横に溝が切ってあり、埃が溜まる。溝がなければ、ハンディクリーナーだけで掃除できるかも知れない。
掃除機は、ホースやヘッドが軽く取り回しのしやすいものが欲しかった。ヘッドに回転ブラシなどの機構や、手元スイッチが付いていないものを探した。要するに業務用掃除機と同じ仕様なのだが、不思議なことに家庭用ではほとんど存在しない。部屋の掃除で使っている、日立CV-TN11でも良かったが、高価なのと、同じではつまらないので、SV-CG30にした。
使用感だが、ヘッド部分が軽いのは思い通りで良いのだが、パイプを2本繋げると長く重く取り回しが悪い。1本のみだと短い、と自分の身体には残念ながら合わなかった。本体スイッチはCV-TN11のようなシーソー式ではなく、オンオフのはっきりしないプッシュ式で操作感が悪い。吸引力は必要十分。床の溝は場所によっては10mm以上と思ったより深く、8年分の埃が詰まって、細い金属の棒で掻き出しながらの作業となった。次回から掃除機のみの掃除で奥まで綺麗になるかはかなり怪しい感じがする。
また、CV-TN11と比べるのは酷だが、収納性は絶望的に悪い。荷姿は意外なほどコンパクトで小さな宅配ボックスに入ったほどだが、本体を立ててホースを挿すという一般的な待機状態の占有スペースの大きさには驚いてしまった。