ナビ

YPB552

ユピテルのカーナビYPB552を購入した。16,366円。5インチと小さい。シガーソケットから電源を取り、GPSアンテナは本体内蔵。データ更新サービスはなく使い切り。一般にポータブルナビと呼ばれている最も簡易的なカーナビだ。
本体はプラスチック製でとても軽く、多少乱暴に扱っても簡単には壊れそうもない。付属のホルダはダッシュボードの水平面に接着するタイプで径も大きくセブンには使えない。角度が制限され、フロントウインドウにも着けられない。本体をダッシュボード上に直に置いて、背面上部をフロントウインドウに立て掛け、接する部分を「剥がせる両面テープ」で留めるという使い方を試してみる。
輝度が足りず、直射日光で全く見えない時がある。ただ、音声は最大に設定すると高速道路走行時でも聞き取れる。以前試したiPhoneのナビアプリは、見えない時があるのは同じだが、音量が全く足りず使えなかった。
都心を走ると、取り締まり警告が頻繁過ぎて煩い。しばらくそのまま使っていたら、逆に全く意識しないようになってしまった。カスタマイズ機能を利用すべきだろう。
ナビの候補は2案しか提示されない。思い通りの経路にするには、中継地入力が必要になる。
地図の拡大縮小を+-ボタンで行い、画面反応も悪いため、ピンチ操作のスマホに比べて著しく使いにくい。現在地がピンポイントでわかったとしても、周辺を確認して、全体の中で位置を理解するということは簡単ではない。
GPSを利用した速度表示機能がある。高速での定速走行で確認すると、車のメーターの数字の方が1割程大きく表示されていることがわかり興味深かった。
紙の地図に比べて道を覚えないと思っていたのだが、めったに行かない場所はそもそも覚える必要はないし、繰り返し行く場所ならナビがあっても現場確認はすることになるので、道は覚えられそうな気がしてきた。
ナビはナビシートの人間か機械にしてもらい、ドライバーは運転に専念するのが、今更ではあるが安心する。文明の利器は有り難く使った方が良さそうだ。