アルファロメオの内装に使われるプラスチックパーツが加水分解でベタベタになるという。自分の4Cは2016年式で怪しいところが何ヵ所かある。今年2月に入手してからは樹脂の保護剤を月一位で塗布していたが、ウインドウ開閉およびドアミラー調整スイッチのベース部がベタついてついに我慢ならなくなった。
このウインドウスイッチはMiToと同じパーツでドアミラー格納ボタンの有無で2種ある。4Cは無しの方が使われているようだ。加水分解が問題となったためかサードパーティの対策パーツもある。共用パーツの恩恵だろう。
AlfaWorkshopで純正を購入。£50(10,093円)。送料はついでのラバースポイラーと合わせて£40.11。将来のためにサードパーティ製も入手してみた。AliExpressで1,553円。送料508円。
サードパーティパーツの質感は純正がしっとりねっとりしているのに対していかにもプラスチック剥き出しの安っぽいもの。成形ムラも見える。スイッチの操作感はやや固く接点のクリック感はどんより。要は安っぽいのだが比べればわかる程度の差だろう。
交換するのに左右のウインドウ開閉のスイッチに指を掛けてゆっくりと引き上げると危なげなくパーツが浮き上がった。コネクターを差し替えてあっという間に交換完了。互換パーツも念のため試すと問題なく動作した。
梅雨時からは駐車時に車内に除湿剤を置いているのだが、加水分解を留めることはできなかった。新たにSeriaでシリカゲルの除湿剤を購入してウインドウスイッチの上に置くことにした。