弦楽四重奏

ベートーヴェンのラズモフスキー第三番を聴く。
終楽章に四つの楽器が順に演奏する部分がある。縦長配置だった以前に比べて、現在の横長配置では左右の位置把握がよりすんなり自然に受け取れることに気付いた。
定位自体のシャープさは以前と変わらないようだが何かが確かに違う。横壁の影響を頭の中で排除する負荷が消え、よりダイレクトに音像に集中できるということかも知れない。