B&W / 800D

Eclectic

Eclectic

千葉のN氏のところでB&Wの800Dを聴いた。
S800からの買い替え。
一聴、低域が厚くみっちりとした密度感に圧倒される。レンジもよく伸びて、以前のS800と比べても差は歴然、小沢健二低周波領域の表現が今まで色々なところで聴いてきた中で最もよくわかる。
古いオーケストラ録音を聴くと、ソースの低音の解像力が足りない部分が面白いようにあからさまになってしまう。
高域は最初、耳新しさを感じない。そして聴き進める内に非常な高性能であることに気が付く。弦やピアノ、声の微細な動きが手に取るようにわかるのだが、ただわかるだけでなく、そこに強調、癖といった余計なものが全く聞き取れない。様々な形式のユニットと比べて、これは本当に凄いことだと思う。