仕事で実際に使ってみた。
リモワやプロテックスといったA4ファイルが入るサイズのアタッシュは15年以上も使っていて、その使用感は熟知しているのだが、より大きなA3書類の入るサイズになると扱いが格段にやっかいになることがはじめてわかった。
席に座って足の間に置くと前に立つ人の邪魔になるので、斜めに置くようにしないとならない。以前のものは真っ直ぐに置いて膝の内に収まり、はみ出ない状態だった。
また、電車で立っている時に足で挟むように床に置いた場合もはみ出しが大きく、鞄を持たない時とは距離の取り方に明らかに差が出てくる。
他にも、エスカレーターで左側に立ち、ステップにアタッシュ置く場合に右を歩く人の邪魔にならないよう斜めにする必要がある。それも角度を正しく設定しないとうまく収まらない。
大きくなる分、重さが増える問題は、ある意味比例的で納得できるものだった。一方サイズ自体の邪魔さ加減は、まるで人体のディメンジョンからくる制限値を超えたかように飛躍的に増大してしまうようで、その落差に少々面食らっている。
