HRC カーボンドキュメントケース

HRC
実物をショウルームで手に取ってみた。
カーボンの網目は鮮やかで丁寧な印象。樹脂の透明度も高いように見える。縦横の格子が角の部分でも歪まず日本的な生真面目さを感じる。作りはゼロハリに比べて全体に華奢で重量も大幅に軽いようだ。蝶番にはバネが入り、跳ね上がるように抵抗なく開く。そして内側の腕の間接部にどの角度でも止まるような機構が入っているようで動作は滑らかで実に軽快だ。
シリアル番号プレート、ハンドル取り付け部は画像で見る通り、これ見よがしで野暮ったい。
ゼロハリがアメリカ的な余裕を感じさせる豪奢なケースなのに対して、繊細で使い勝手の良い日本的なケースという風にかなり違った印象を受けた。