ボールペン&シャープペン



モンブランのボールペンを中学高校と使っていた。初期型のノブレスで、最初にシルバータイプ。クリップ部が壊れたかして、次に色違いのシルバーとゴールドのツートンタイプを愛用した。こちらは鞄の置き引きにあって一緒に紛失。その頃には既に生産中止となってから時間が経っており、再び入手することはできなかった。
最近ヤフオクで同型のゴールドタイプのボールペンをシャープペンとセットで入手した。80年代のデッドストックが居ながらにして入手できるとはいい時代になったと素直に思う。
当時は重いと感じたものだが、今手にしてみると意外に軽い。ゴールドといっても単なる金張りであり、また最近は銀製のデュポンのボールペンを使っているため、重さに慣れてしまっていたからだろうか。しかし実際に使い始めると、ノックのちょっとした抵抗感や筆記時の力の入り具合、持ち替えて仕舞う指遣いなど、とても25年ぶりとは思えないほど違和感がない。昨日の今日で使った感じといってもいい。当時の記憶が想像以上に正確に残っていることに驚き、そして面白く感じた。