DG-48 中域の補正

200Hz以下は山谷自体を1/4にするのに対して200Hz以上は大きな山谷をそのままに小さな山谷をならすという補正をしてみた。
これはイメージ通り。粗雑な感じが減って質が高まる印象。具体的にはヴォーカルの息継ぎのニュアンスがより精確に伝わり、歌い手の心の動きが見えてくる。
一方でピアノの場合は何枚か聴く内に音色がツルツルし過ぎに感じる場合があった。正しい再生とは何かを問われている気がする。現実的にコンテンツが完全ではないのなら、そのままを再生をすることは正しくないということが頭をよぎる。