門左衛門

埼玉県富士見市のラーメン店。最寄り駅は東武東上線柳瀬川駅になる。街道沿いにあるファミレスのような店構え。店は広いがオープンキッチンも広く店の約4割を占めている。
北海道味噌らーめん、トッピングに炙りチャーシューとバターを頼んだ。他に信州味噌らーめんと江戸前味噌らーめんがメニューにある味噌ラーメンの専門店だ。
麺は黄色で中太。艶があって強く捩れている。味はやや物足りないものの、ごわごわとした歯応えも王道を行っている。スープはシンプルで味噌自体の味がストレートに来る。油分はほとんどない。最初に生姜が香るのがひとつの個性だろうか。拡がりや奥行きというものはほとんど感じない。
蒸し炒めされた白いモヤシとひき肉は各々スープと別に用意され、最後に丼の上で合わせられる。炙りチャーシューは豚の甘さが良く引き出されているが香ばしさはない。チャーシューとバターが別皿で出てくるのが珍しい。最初に素の味を存分に楽しめということだろう。