珍来東所沢店(未食)


映画「鉄塔 武蔵野線」で主人公が亡くなった父親との食事を思い出しながらワンタンメンを食べるという印象的なシーンで使われたラーメン店に行った。
googleストリートビューでは確認したが、それから無くなっている可能性もあることは覚悟していた。結果は店舗を建て替え中という予想外のもの。椅子や給水機も店内に運び込まれた状態で、看板はまだ設置されておらず、同じ珍来になるのか別の店になるのかはわからない。ただ、広い敷地の中で以前の場所より少し奥まった場所にやはり以前と同じ位の小さい店ができていたことを考えると同じオーナーの可能性が高いのではないだろうか。数カ月前か後なら少なくともこんなに不完全燃焼な感じにはならなかったように思う。近くの停留所は週に2本しかバスが来ないという寂れた場所で、今のところ再訪は微妙だと思う。(※6年後に再訪
武蔵野線も近くに通っているので、63号ラブホテル鉄塔や62号ピッコロ鉄塔、61号アキラ鉄塔、59号エロ本鉄塔などを眺めてきた。ピッコロ鉄塔はかさ上げされ、アキラ鉄塔やラブホテル鉄塔に至っては性転換している始末。エロ本鉄塔のにこにこ角度の小路は再開発?によって無くなっていたようだ。
前回の鉄塔の旅に比べると何だか寂しい結果になってしまった。ただ鉄塔への道はなかなか面白く、畑の中の農道に紛れ込むように進まないとならないピッコロ鉄塔。臭い養豚場のすぐ脇の荒れた未舗装路を行くアキラ鉄塔。アキラがケガをした60号鉄塔への道はほとんど道なき道という様相で、自分は進むのを諦めてしまうというありさまだった。