土鍋


雲井窯の赤楽五合炊御飯鍋を購入した。43,000円(税送料込)。窯元に電話で注文して約束通りの三カ月待ち。電話での連絡後、レジ袋4個分もの大量の緩衝材と共に代引送付された。
重厚な見た目の割りには持った時に軽く感じる。色もオレンジがかってやや安っぽい。上部のツルリとした釉薬の質感と、下部の土の粒の見える荒々しさの対比が面白い。中蓋はなく、蓋は鍋の奥の方に収まる。
これまで使っていた炊飯用土鍋は丸っこい形状をした二合炊きの一般品だった。更に以前は寄せ鍋で使うような普通の浅く大きい土鍋で炊飯していたのだが、そちらの土鍋の方がかえって旨く炊けたように思う。今回の雲井窯の土鍋も二合炊きでも十分だったのだが、一番大きいものにして二合炊いた時と五合炊いた時とで味を比べてみたいと考えた。二合の時は浅い鍋で炊いたような状態になるのではないだろうか。
さっそく二合を炊いてみたところ、以前の土鍋よりも一粒一粒がしっかりとしていて弾けるような旨さがある。炊飯は妻の仕事なのだが、これから火加減や炊く量をいろいろ試してもらい味の違いを楽しんでみたい。