コンセント

3/11の地震は豊島区の自宅では震度5弱だったようだ。スピーカーが倒れていてもおかしくないと覚悟していたのだが、左右スピーカーとも無事で5〜6cm移動していたのみ。パワーアンプ、プリアンプは1cm程。プリアンプはアクリルのラック棚板に滑りやすいJ1コーンで置いているので、ここも危なかった。ラックもラック下のボードも見た目には全く動いていなかった。
プロジェクターは床から2mの高さにサイズ丁度の棚の上に置いただけで、これが落ちると大変なことになりそうだが、やはりほとんど動いてないようで投射してみても調整不要な程だった。
ところで、節電を呼びかける「使わない電化製品のコンセントを抜きましょう」という言葉が気になって仕方ない。中には正しく「プラグを抜く」としている場合もあるが、95%以上間違えている。
そこで、気にならないようにする方法はないかと考えている。
ひとつは言葉は人が使っているうちに変わっていくものだと認め、もうプラグではなくてコンセントに変えてしまうというのはどうだろうか。wikiにもあるようにもともとが和製英語だ。プラグは正式名称をコンセントプラグとして略称をコンセントにする。コンセントの方はコンセントアウトレットとして、慣用的にコンセントと言い続けてもよしとする。ただ将来的にはアメリカと同じアウトレットになっていくだろう。
ふたつめはハードコアなオーディオマニアを想像する。コンセントは壁の振動の影響から逃れるために壁からケーブルを引き出してコンセントボックスを床に振動対策を施しセッティングしている。そこに電源ケーブルを挿すのだが、電源ケーブルも猛烈に対策してある。機器に近い方が対策に敏感なので機械的電磁的シールドを施し、コンセント側より電源ケーブル側の方が身動きできない状態だ。そこで電源ケーブルをコンセントから外す必要が出た時、プラグを抜くよりコンセントを抜く方が言葉的に正しくなっている..
こう考えると実にすっきりとして気持ちがいい。