中村製作所の電源用トランスNSIT-70R MKIIを購入した。42,000円。
オーディオルームの機器用に専用配電盤を別に用意しているが、ヴィジュアル機器の電源もこの分電盤から取っている。以前は気合いを入れて聴く時は、BDレコーダーの電源タップのスイッチを切っていた。最近は画質を重視してラックの裏のコンセントに直結しているので簡単に元電源を落とせなくなってしまっていた。録画中に音楽を聴かざるを得ないことも多いので、レコーダーが発する電源由来ノイズを音響機器へ回り込ませないために、レコーダーの電源にアイソレーショントランスを入れることにした。
外観は、エッジの処理や裏面のカーボンパネルなど華奢な印象。コストは板厚に掛けてくれた方が個人的には嬉しいがどうだろう。
扉付きラックに納めるものの、心配していた無負荷時のトランスの唸りは、顔を近付けても普通には聞き取れず一安心。レコーダーを起動しても、レコーダーの動作音にかき消されてトランスのうなりは全く気にならない。
正直いってオーディオの音質や画質に変化は感じられないのだが、一聴、差がわからない程の前進が積み重なって進歩すると考えることにしたい。
