Sinn 156B オーバーホール


Sinn 156B をオーバーホールした。基本料金に加えてパーツ代が8,000円、消費税と送料で、計5万円程。
1986年に新品購入したもので、日本に正規輸入された最初の頃だと思う。リューズはねじ込み式ではなく、針の夜光の塗りも後期モデルとは異なっている。
夏以外のシーズンで月に数日付けるという使い方をしていた。いつオーバーホールしたのか忘れてしまったが、少なくともブログを始めた2004年より前だろう。最近、日付調整の時に引っ掛かりを感じるようになり、止まる前にとお願いした。
調べると、ムーブメントは供給終了となったようだ。数が出ているものなので、パーツが手に入らなくなることはないだろうに、最初に問い合わせした修理業者はオーバーホールを受け付けなかった。
次のクロノエージェントはネット専門で、持ち込みも受け付けないという。メールのみのやりとりはやや不安なものがあったが、無事完了。磨き無し。外観に関わるパーツ交換無しということで、見た目は全く変化無し。リューズ操作はやや重くしっかりした操作感に変わった。錆の侵入はかなりあったらしく、非防水時計として扱うよう注意を受けた。一年保証という。次回は早めにオーバーホールに出そうと思う。