トーチュクロノのオーバーホール

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Collection Privee Tortue One Push Chronograph W1525851


カルティエのトーチュワンプッシュクロノをオーバーホールした。
2001年11月に中古購入以来、年に数回は定期的に使っていた。精度は変わらないが、気が向いて初めてオーバーホールしてみた。
入手当初から、リューズを押し込むと、約1分半、分針が動かないという状態だった。これはオーバーホールしても変化なかった。もう一点、クロノグラフを止めておくと、しばらくすると時計自体が止まるという不具合があった。身に付ける時は、クロノグラフをいつも動作状態にしているので、実用上は問題ない。それより、修理によって別の不具合が出ることの方が嫌だったので、購入時には直そうとは思わず、いつかオーバーホール時にと思っていた。そして、ついにこの不具合は直った。
部品交換なしで料金は約4万円。汎用ムーブではあるが、一部特殊な部品があり、交換の場合はカルティエ送りで20万円程掛かるそうだ。