DP-100修理

DP-100ディスクトレイ

SACDトランスポートAccuphase DP-100で、TOCが読めないCDが何枚か出てきたので修理に出した。

ピックアップ部ではなく、制御ボードの不具合という。この機会に、中古で入手したときから気になっていた塗装の剥げたトレイを交換してもらった。ディスクからトレイまでの間隔が狭いために、指やディスクの縁がトレイに繰り返し触れて、当時流行っていたネクステル塗装が剥げてしまっていた。

修理品が届いてすぐにディスクを入れると、今まで聞いたことのないギイギイという大きな動作音がして心配になった。運搬中の寒さでオイルが冷えているためと思い、8時間ほど通電して確認すると元通りの静かな動作音になった。

一日以上連続通電した年末の30日の夜に音を確認した。電源環境のせいか、以前とは違う音がする。凄みはないものの、丁寧で優しく、隅々まで神経が通っているように聴こえる。

CDでP-0と久しぶりに比較してみた。いつもと変わりないP-0と、一長一短はあるものの全体に遜色ないようだ。電源環境でここまで変わるならAccuphaseの電源コンディショナーを試してみるのも良いかも知れないと思った。一方で、P-0調整の必要性も気になってきた。