Playback Designs MPD-8

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MPD-8

 

Playback Designs の DAコンバーター MPD-8 を導入した。
DACの更新は実に18年振り。長く愛用した GOLDMUND 20ME だが、デジタルイコライザーAccuphase DG-48 から、58に更新した時、内蔵DACの音が、20ME に似てきていると感じてから、更新のタイミングを探っていた。
MPD-8 は同社初の旗艦モデル「ドリームシリーズ」のDACで、PCM信号もDSDに変換してアナログ化するのは以前の製品と同様。MPD-8ではデジタル回路用の電源もスイッチング電源からリニア電源に変更ということに興味を持った。
筐体デザインは底面背面以外は複雑に切削加工された厚いアルミで覆われているが、どこかオバQドロンパを連想させる色と形で、お世辞にも美しいとは言い難いように思う。
自家では、CDを DG-58経由で、44.1/24のS/PDIF同軸入力するだけなので、機能的には特に見るべき部分はない。あえて言えば、稼働時間表示があることだろうか。入手した中古の個体は3916時間だった。常時通電で半年弱というところだろうか。表示のフル桁は5桁なので、11年半の常時通電で一周する計算になる。
また、表示の照度切換があり、それ自体は珍しくないが、消灯すると外からは電源が入っているか全くわからなくなる。黒子に徹するようでちょっと魅力的に感じた。

 

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ドロンパ