MPD-8の可変出力

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MPD-8

MPD-8はプリアンプとして使えるという。パワーアンプ直結の音を確認した。
期待していた鮮度の向上は感じられない。また低域の制動力も変化なし。
ただ、若干やかましい印象を受ける。音が力強くなったわけではなく、静けさや弱音のニュアンスが損なわれているからそのように感じるようだ。この辺りはプリアンプのCoherenceに入っているトランスが効いているのかも知れない。
使い勝手の面では、自家の場合ボリュームは130前後で常用の音量になる。本体に音量アップダウンのボタンがあり、押し続けて0になるまでのスピードがかなり早いので操作感は思ったよりも悪くない。天板右手前に4つのボタンが並び、左からミュート、音量▽、音量△、スタンバイとなっている。ミュートはフェードインアウトではなく瞬断タイプ。スタンバイが音量の隣にあるのは、誤操作が恐いので、ミュートの左に配置した方が良かったのではないかと思う。