P-0 床置き

インシュレーターやヒューズ選定のために、DACのMPD-8をラック最下段から、取り回ししやすいラック最上段に一時的に移動した。その場所にあったCDトランポのP-0はイルンゴGrandezza 90mmボードを介して床置きにした。
丸一日馴染みを待って試聴すると、音がかなり違うのに面食らった。セッティングに変化のないSACDトランポのDP-100の音は特に変化はないので、MPD-8ではなくP-0のセッティングが原因だ。
高域がすっきりして、ピアノ、ヴァイオリン、女声が聴きやすい。低域も以前から気になっていた耳障りな強調が減るようだ。
一方で、打ち込みは低域がド~ンというのっぺり単調な表現となる。超低域の見通しも悪く不透明になる。やはり木質のGrandezzaの影響は大きいようだ。