デジタルイコライザーのAccuphase DG-68では、SACDの同軸デジタルアウトが使えなくなった。音は出るものの、頻繁にロックが外れる。SACDだけでなく、AD変換したハイレゾの同軸デジタルアウトも同様。販売店に確認するとAccuphase にて対応するという。実機を送って調整してもらった。デジタルフィルターに手を入れたそう。
DG-68は購入から2ヶ月経ってエージングも進んだろうと考え、SACDの音を内部DACと比較試聴してみた。
差はあまり大きくはないが、切迫感やタメと伸びが増し、音楽の表現が一回り大きくなるようだ。電源部の充実が音の表情に変化をもたらすイメージだろうか。これはPlayback Designs MPD-8でなくても物量投入型の外部DACなら同じような変化な気がする。