電源振り分け

200V三相電源の100Vデジ/アナ振り分けをした。

集合住宅の占有エリア内でオーディオヴィジュアル機器の配電盤とそれ以外の配電盤とを分けている。オーディオ用は子ブレーカーとコンセントを1対1。ヴィジュアル用は子ブレーカー1に対してプロジェクター用とその他機器用でコンセント2箇所としている。

今までは全6個の子ブレーカー全てを3相の白と黒の線から取っていた。それをデジタル用は白と黒。アナログ用は白と赤に振り分けた。

家が出来て落ち着いたらやろうと思っていたが、ケーブルのエージングに時間が掛かるのが嫌で15年も先送りにしていた。今回、新しい車が来てそちらに興味が行くだろうということで重い腰を上げてみた。

ノイズフロアが下がって静かになることを期待していたのだが、初日の試聴では高域が円くなって少し大人しくなった。使っていなかった電源線等のエージング不足が原因の粗さは感じられずひと安心。そして意外にも変化は少なくこれならもっと早くにやっても良かったと拍子抜けした。

その後、数日経った変化としては、すっきりして分離良く聴きやすくなったようだ。高域はありがちだが低域まで全域でというのがいかにも電源系の改善ならではという気がする。

初日の印象はパワーアンプの電源を完全に落とした(普段のスタンバイはコンデンサは蓄電状態のまま)ことによる音の変化だったように思う。