シャシーの印象

4c bodyarchitect image

4Cの第一の特徴はカーボンシャシーで、車を動かすとすぐに体感できる。振動はゴツゴツよりもゴリゴリと伝わり、石臼が頭に浮かぶ。堅くて大きな塊な感じ。ただ石と言うにはどこかケミカルな部分もあって、振動の減衰が後を引かないことが感じられる。カーボンの特性だろう。

個人的なイメージだが、普通のスポーツカーが板の上に乗って操縦しているように感じられるのに対して、セブンのチューブラーフレームでは手足の延長的な一体感が得られる。4Cはどうかというと、板の上ではなく中に居る感がある。何か堅いもの(カーボンバスタブ)に囲まれている感があって、セブンの身体拡張とは違って、ガンダムとかレイバー(自分の世代的にはロボノイドか)などの無機質なライド型ロボットを操る感覚だろうか。

ただこの辺りは習熟によって機械との更なる一体感が得られるようになるかも知れないと期待している。