S660をレンタルして、磐梯吾妻スカイライン、磐梯吾妻レークライン、西吾妻スカイバレー、磐梯山ゴールドライン、国道352号、奥只見シルバーラインを走った。
シルバーラインは初。オートバイ走行禁止と聞いていたが、元々ダム工事用の道路を解放したということでトンネルばかり。路面は荒れ放題の上、地下水でウェット。天井から滴下もありで、オートバイはもちろんセブンで走るのも止めるべきと思った。
借りたS660は、京都の44GがECUに手を入れたもので、5年前に借りたノーマル車とは大きく印象が異なるものだった。走り出し以外は動力性能に関してセブン160に遜色は全く感じず、3,000~6,000回転超の範囲でパワー(トルク)が足りないと感じることはなかった。それでいて燃費はノーマルより向上ということで、エアコン使いまくり、普通に回して900km走って平均22km/Lだった。
走りはとても良い印象だったが、荷室が全くないので泊まり掛けで遠出するのに助手席に荷物を置くと一人乗りになってしまうのが凄い。セブンよりも明らかにスパルタンで、ホンダのような大手メーカーが数多く販売できたことに驚いてしまう。
もうひとつ、何だか自分が板の上に乗って車から少し距離をおいて操作する感じが気になった。セブンのチューブラーフレームが独特な手足の延長感に寄与しているように思うのだがどうなのだろう。