複眼小ランプのみ点灯

複眼小ランプのみ点灯

メインランプ点灯(複眼小ランプは減光)

4Cの複眼ヘッドライトの小さいLED5灯のみを点灯させるカスタムを依頼した。

4Cにスモールランプの機能はなく、ランプの点灯と消灯のみ。デイライトは欧州仕様車では設定メニューがあり複眼小ランプのみ点灯するそうだ。日本仕様車ではメニューにデイライト項目は表示されない。

相談したショップではECU変更の実績はないそうで、物理的な配線とオンオフのスイッチを増設してもらった。税込み44,000円。

保安基準について調べてみた。

まずデイライトが保安基準に登場したのは2016年と4C発売後なのでデイライトについては基本的に関係ない。日本の基準はヘッドライトより下とのことで、4Cの場合は現在でもデイライトには該当しない。ちなみに現行プリウスのコの字型のデイライトはヘッドライトの上にあるように見えて一部は下にあるので下という扱いになるのだろうか。

車幅灯については夜間用ということでテールランプやナンバー灯も同時点灯が要件で、これも複眼小ランプ「のみ」点灯の場合は該当しない。

結局その他灯火類という扱いになるだろうか。白色で1個300cd以下なら個数の制限はない。「灯火等の個数の取り扱い方法」では、前照灯等、車幅灯等は規定の範囲内ならば、個数は照明「部」の数とするそうだが、その他灯火類は含まれない。複眼小ランプはまとまってはいるが、個々に300cd以下なら問題ないはず。

要するに、複眼小ランプのみ点灯した場合は、デイライトや車幅灯ではなく、その他灯火類の扱いになるだろう。

複眼小ランプのみ点灯の使い方だが、個人的には今まで車高の低い車に乗っていて他車のデイライトが眩しく過度に注意力を削がれるので、自らはデイライトを使いたくないと思っている。薄暮時にまだメインランプの必要は感じられず周囲への注意喚起を行いたいときにスモールを使うことはあった。正直その場合はメインランプを使えば済むように思う。

他には信号待ちで前車の車高が低いときにはスモールにしている。セブンに乗っていると今でも時々気を使って消灯してくれる後車のドライバーが居て、有り難く挙手で謝意を示すようにしていた。なお4Cも車高は低いが後方視界が悪過ぎてバックミラーに後車のヘッドライトが映らないので全く眩しいことはない。

信号待ちの先頭になった時にも歩行者が眩しくないようスモールにすることがあった。完全に消灯してしまうと対向車から自車が見えにくくなって危険を招くので今後は複眼小ランプのみ点灯を活用したい。