超低周波発生装置、アコースティックリヴァイブ RR-77 を購入した。部屋の中にシューマン共振波を発生させることで音質向上を図るという変わり種のオーディオアクセサリー。
スイッチング方式のACアダプターが付属している。これによって音質に影響が出るのを避けるためと置き場所の制約をなくすために、乾電池8本で電源を供給してみる。12V必要なところ、ニッケル水素充電池で実測11V。LEDは点灯するので動作はするようだ。
聴取位置の右斜め後ろにあるディスク棚の上部天井近くに設置する。比較試聴すると笑えるほどに差が出ない。前壁隅の天井近くでも変わらず。
メーカー掲示板を覗くとACアダプターの極性の違いによるわずかな出力電圧の差で効果が変わるとの話があり、また14V駆動が理想的との書き込みもある。ACアダプターによる給電に切り替えて再試聴。結果は変わらず。
地球上の生物は太古からシューマン共振波に包まれて生きてきた。ところが近年の科学の進歩によって様々な電波が多くなり、その振動を生活の中で感じられなくなったことが、心身の健康を狂わす原因という説もあるようだ。RR-77 は日常空間での使用で体に良い影響を与えるという人がいる。というわけで試みに寝室で何日か使ってみたが、残念ながらここでも効果は感じられなかった。
