シェーバー

RM-GX1A
日立のシェーバー CASANOVA RM-GX1A を購入した。10,150円。
愛用していた Philips のシェーバーの回転刃をたわませる機構部が摩耗して時々引っ掛かりが生じるようになった。パーツ交換も可能だろうが買い替えることにした。
折角なら別のメーカーをということで日立のロータリータイプを調べてみた。他社を含めても他とは大きく違う意欲的なデザインの製品があり、ちょうどマイナーチェンジで大人しい2世代目に変わるようで、この機にオリジナルモデルを入手した。
厚いアクリルを周囲に巡らせ中心部は怪しげなテクスチャーで装飾されている。シンプルな形状に我の強い衣装を纏って何とも面白い。
金属的でかっちりした動作音。重く硬い刃が高トルクで回転して髭を容赦なく刈ってゆく。刃が熱を持つのが頼もしくも恐ろしい。外観や手に持った時の繊細さに対して、剛直で骨太な使用感のギャップに快い驚きがある。
Philips に比べて動作音が大きいが早くまた深剃りできるのが良い。ただし喉周りは時間を掛けても十分には剃れず回転刃の別のシェーバーを併用した方が良いかも知れない。
清掃時に内刃のカーブに合わせて毛先がカットされたブラシを使っていると、不意に10年以上前に短期間だけロータリーシェーバーを使ったことがあることを思い出した。当時は髭質に合わず良い印象がなかったが、自分が年を取って髭質が変わり、合うようになったようだ。