丸幸

武蔵境のラーメン店。半年ほど前、約10年ぶりにラーメン(そば粉入り麺)を食べたが、変わらぬ味に感動し、今回は玉子麺でチャーシューメン(ロース)を頼んでみた。
玉子麺は細麺で縮れが多い。口の中でふわふわした優しい食感であるのが面白い。スープは例によって癖がなく油が多めで、刻み玉ねぎで中和させている。
煮豚は適度に厚く、しっかりとした歯応えで味も濃い。メンマは柔らかく甘辛い。
玉ねぎの味でマスキングされてしまうようで、相変わらずスープの味がもうひとつはっきりしない。現代のラーメンからすると、決して脂っこいわけではないので、いつか玉ねぎ抜きで注文してみたい。
麺は、そば粉入りと悩むところだが、どちらも他ではあまり食べられない種類の麺であり、甲乙付けがたいと感じた。