フルテックFl-52 NCF(R)を購入した。
実家用にと思って入手したTransperent PLMMが、パワーアンプとの相性が意外にも良さそうで、ケーブル継ぎ足しでない、直挿しの音が聴きたくなった。PLMMの15Aインレットプラグを20Aに交換した。ケーブルの線材は10本の銅線。中にプラスチックの芯が通っていた。
以前、パワーアンプの電源ケーブルのインレットプラグをFl-52に交換した時とはプラグの材質が少し異なり、ボディ部にNCFと同社が呼ぶ静電気に対して効果のあるという素材が使われている。
一週間ほど馴染ませて試聴すると、継ぎ足しで聴いたときよりも、若干さっぱりとした表現で、押しが控えめになった分、少し高域に張りが欲しくなる。
我慢できず、早くもデジイコに手を伸ばしてしまった。今まで0.5～1dBほど高域を落としていたのを止め、低域も落ち込んだ帯域で更に2dB程落とすという騒音対策（その代わりにより大きな音を出すため）を止めてみた。結果、厚ぼったさを抑えつつ、キリッとした押しもある音に整えられた。しばらくはこの状態で使ってみることにしたい。
