Goldmund SPDIF & Nordost Valhalla AES/EBU

賑やかすぎる音を何とかしたいと考え、デジタルケーブルを借りた。
部屋の様相をいじることをしないとなると、ケーブルを変えるのが手っ取り早いと考えてしまっている。あまり健全とはいえないが。

NBS Monitor0 AES/EBU(現用)
前傾姿勢でぐいぐい押してくる印象。色彩感豊かでコントラストが強め。ぱっつり張った音。

・Goldmund SPDIF
おとなしく控えめで艶消しな印象。一聴f特的に腰高。情報量も特に低域で減るように聴こえる。

・Valhalla AES/EBU
f特的に腰高ではなくバランスは同じ。これはSPDIFとAES/EBUの音の違いか。ただしかなり落ち着いて聴こえる。音量が小さく感じる。中心となる楽音は小さくなる反面、背景の音、演奏者の気配のようなものがよく聴き取れる。堅く締まった中域で余韻が少なく音の消え際が速い。Monitor0のように必要以上に肩に力の入ったような強調感がない。オーケストラなど音数が増えていっても混濁せず、常に正確に描写する。場合によっては冷静にシラケて聴こえることがあるかも知れない。引っ越し前に同じケーブルを借りて聴いた時は低域のポワンとした色付けが耳に付いたが、今回は特に色付けは感じなかった。