スピーカーユニットのエッジ保護

ビニール&ラバー・ドレッシング
時計のラバーストラップ保護のために購入したGRIOT'S GARAGE社のビニール&ラバー・ドレッシングをミッドバスのエッジに塗布してみた。
柔らかい筆で少しずつ塗る。乾いた後でも濡れたような黒々とした艶が残る。ただ、表面に細かい粒子のような凹凸が目に付くのが少し気になる。もともとあったのが目立つようになったのか液がダマになって粒子になったのかはわからない。
音は変化ないものと思い込んでいたのだが、何やらエッジが立ってしゃっきりしたような気もする。まずはミッドバスだけに処理したので、にわかにウーファーにも試してみたくなってきた。
ウーファーは逆向きに取り付けられているので埃が凹部に溜まっている。筆を使って丁寧に埃を払い、より細い筆を使って着け過ぎないように慎重に塗ってみた。出来るだけ埃を払ったはずが、やはり完全には取りきれないようで、保護剤を使って埃をエッジに擦り込んでいるような気になってきた。まめに掃除をして埃がこびり付かないようにしておくべきだったと後悔する。
肝心の音であるが、小沢健二Eclecticの4トラック目は低周波領域に明らかにもうひとつ伸びが加わって、本来あった音が出てきたような印象。というか以前(CDが発表された2002年頃)は確かに出ていたように思う。今後は定期的に手入れする必要があるようだ。