デジタルケーブル

CX-1
三菱電線デジタルケーブル CX-1 を貸してもらい試聴した。
トランポ/イコライザとイコライザ/DACで2本つなぐ。内1本はBNCなのでStereovoxのBNC/RCAアダプタを装着する。特に端子が大変に立派で信頼したくなる。線自体も柔らかく取り回し性は良い。
リズムをよく刻んでくっきりと隈取りができる。一方で余韻というか滲みのグラデーションのリニアリティが削がれるように感じる。そのため繊細なニュアンスが出ず、奏者が下手になったように聴こえる時がある。中域に表現が集中し、高域にはある種の強調感もあり、フラットではない。
エレキギターが気持ち良く鳴る一方で、ヴァイオリンがかツルツルして電気仕掛けになったようにもなる。
ロックポップス系の一部ディスクではドーピングが効いて良い感じになるものも多い。