コンセントベース

CB-1DB
以前の部屋で使っていたアコースティックリヴァイブのコンセントベース CB-1 を取り付けた。
まずはパワーアンプ用のコンセント。壁に押し付けて設置するので、壁の内側のコンセントボックス?に直付けするよりもかえって壁(部屋全体)の振動を拾うような気もする。しかし予想とは違って音はカッチリと締まり、低域の量が大幅に少なくなった。高域の精細度が増して聴こえるのは高域側にバランスが寄った、あるいはキャラが乗っただけではない本質的な変化のように思う。気になるのはどことなく不安定に感じるところ。下支えが不足するからだろうか。
締まりの効果に気を良くしてトランポとDAC用、そしてグライコ用のコンセントにも取り付ける。手持ちの CB-1 はあとひとつだけだったので後継機種の CB-1DB を購入。CB-1 のアルミだけに対して、アルミと黄銅を張り合わせて固有振動を抑えるという。こちらをトランポとDAC用に使い、やや癖のあるアキュフェーズ DG-48 にはより個性が強いであろう CB-1 をあてがう。
結果、逆に音は太くなってしまった。よく聴くと緩くなっているというより安定度が増して量が出るようになったようだ。部屋の中のコンセントの場所が違うと振動特性に差が出るということだろうか。予想との隔たりに困惑する。ただ、高域のノイズ感が減ったように聴こえるのは悪くない。そして先の不安定さは無くなった。