DG-48 高域の調整

Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-

Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-

知人ところで、Pure AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS を聴かせてもらうと、キツサがなく澄み切った声が美しかった。クロックを高精度化したりと物量が効いているのは勿論だが、それだけではない気もする。
自家で高域のレベルが高いのは聴感でも測定でも明らかなので、試みにDG-48で5.6kHzから20kHzにかけてなだらかにレベルを落としてみる。20kHzでは-2.0dB。
試聴用のディスクを何枚か掛けると、どれも中低域がよりはっきりと良く聴こえるのに気付く。高域を落としたので結果的に下重視になるのは頭では理解できるのだが、音として聴くと理屈ではなく直接的にそれが心に迫るのが面白い。懸案の Pure はキツサが収まるだけでなく伸びやかにもなることがわかった。量でなく音質が変化するのは話には聞いていたものの今まで体感したことはなかったように思う。しばらく高域の減衰を試してみることにしたい。